

サクラ大戦4
〜恋せよ乙女〜
(2002年4月7日公開)
| ソフトメーカー |
セガ・OVERWORKS |
| ジャンル |
ドラマティックADV |
| 発売ハード |
ドリームキャスト |
| ゲーム媒体 |
GD-ROM(2枚組)
※うち1枚はサクラ大戦3ドラマDLディスク |
| 発売価格 |
初回限定版8800円・通常版6800円 |
| 発売時期 |
初回限定&通常版2002年3月21日発売 |
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システム |
グラフィック |
サウンド |
操作性 |
シナリオ |
総合評価 |
| Key |
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| TAKA |
9 |
9 |
10 |
9 |
8 |
45 |
※但し、ゲーム進行率30%(2キャラクリア)での評価です。
セガとREDが贈る超大作ドラマティック・アドベンチャーの第四弾でDCシリーズ完結編。
“戦士”としては英雄と呼べるほどの功績をあげてきた大神一郎ではあるが、一人の“男性”として13人の愛すべき隊員たちを前に、彼が最後にとる選択とは・・・。
<ゲームシステム 9点>
このシリーズは今まではリリースされる度にゲームシステムにおいて何らかのバージョンUPが図られていたのですが、今作だけは前作の”3”のシステムをほぼそのまんま流用しています。
但し、今作は帝都・巴里華撃団の13人のヒロインの中から5人を選抜して”大神華撃団”として戦えたり、ゲームディスクが一枚になった関係もあって隊員毎のミニゲームは無くなったものの、その分相当な数の役を揃えるのがアツイ”サクラ大戦ジャン”と言う麻雀モドキのミニゲーム等もあり、ゲームプレイそのものは長く楽しめる出来に仕上がっています。
ただ、前作と殆ど変わってない分欠点なんかもほぼそのままだったり、”大神華撃団”が組めるのは良いもののラスト付近からじゃ無いと出来ないのが難点だったりするのですが、それでも元々のサクラ3のシステムそのものの質は高いし、”大神華撃団”の編成次第で難易度が変わり、それが結構面白い点でのあったりするので、その辺を加味して9点。 <グラフィック 9点>
サクラ大戦3ではその洗練されたグラフィックで巴里&スチームパンクの独自の世界観を形成してた部分があったのですが、それがそのまま帝都に移行するとどうなるか?と言う部分で興味はありました。
で、結果的にその出来は素晴らしいの一言。独特の太正浪漫の世界観はそのままに、新規に書き下ろされた帝都キャラのグラフィックや、新型霊子甲冑”光武二式”が繰り広げる中間デモのロボットアクションの出来は前作同様に非常にレベルが高く、初っ端からのゲーム展開の熱さは特筆すべき”美点”でもあったりします。
が、やはり難点が無いワケでは無く、やはりゲームディスクが一枚のみと言う関係で今までのシリーズのお約束だったムービーデモがかなり省かれており、個人的に好きだった”弾丸列車・轟雷号”や”翔鯨丸”等のムービーデモが無かったり、今までのシリーズの定番であった”予告編”が無かったりして、各所でのスケールダウンがモロに目立ったのがのが何とも・・・。
ただ、、ノリの良いOPムービーの力の入れ様は相変わらず素晴らしく、見せ場でのムービーデモもきちんとあったりして、展開がすごく熱い上に、足りなくなったムービーデモを補完する為にリアルタイムGCを多用していたりして、その部分の出来の良さを加味してここも9点とさせて頂きます。 <サウンド 10点>
さて、音楽なんですが大半が前作までの使いまわしで、新規の曲は少なかったりするのですが、それでも田中公平氏作曲のBGMの出来は相変わらず素晴らしく、ゲーム中に流れるBGMの質の高さはDCに使われている音源がいかに素晴らしいか実感させられる出来なのは確か。
しかも、新規の曲は少ないとは言っても、OPの”激・帝〜最終章〜”ののノリの良さもさる事ながら、ED曲の”君よ花よ”の曲の良さはDCシリーズラストを飾るに相応しい位感動的であり、その素晴らしさは絶品の一言。文句無しの10点、付けさせて頂きます。 <操作性 9点>
操作性に関しては”3”と同じ操作であり、前作までを遊んだ人だったら問題なく受け入れられるかと思います。その特徴である携帯キネマトロンはさる事ながら、LIPSシステムもそのままであり、3で新たに加わったアナログLIPSをうまく使ったイベントを用意してあったり、そのまとめ方はさすがと言える出来だったりします。
ただ、前作に比べたらデータの圧縮率が高い関係もあるとは思うのですが、所々にボタン入力の反応の鈍さが目立つのが難点ではあります。が、これは微々たるものですので、前作より1点マイナスの9点位は付けられるでしょう。 <シナリオ 8点>
さて、肝心のシナリオなんですが、さすがグランドフィナーレと銘打つだけあり、とにかくお約束の嵐。詳しく書くとネタバレの可能性があるのでギリギリの線まで書かせて頂きますと、シリーズ最後を飾るに相応しい強大な敵の存在に、帝国華撃団の未曾有のピンチの連続、そこに駆けつける巴里華撃団!!まるで往年のヒーローモノ、例えばウルトラマンシリーズでウルトラ兄弟総登場のスペシャルを見てる様な豪華さに、初っ端から最後までワクワクさせられる展開の凄さにとにかく圧倒されっ放しだったりします。
ただ、問題があるとすればやはりすぐ終わってしまうボリュームの少なさと言うべきでしょうか。前作までは一話30分アニメのノリだとすれば、今作はまるで金曜ロードショーの2時間スペシャルのアニメの様なノリと言うべきでしょうか。まあ、それでも大概は重複してるとは言え、13人分のヒロインのシナリオや声優のセリフが詰まってる事を考えると、よくこの内容でディスク一枚で収まったなあと驚きを隠せなかったりします。長さにしても、全員分をクリアする事を考えると適度かも知れません。
最も、いくら優れたシナリオとは言え、13人分クリアするまでに飽きるとは思うので、ここでは2点マイナスの8点とさせて頂きます。
<TAKA総評 50点満点中45点>
まあ、全体の点数的には低くなってしまいましたが、それは前作の力の入れ様が半端では無かったのもありますし、それに比べたら制作期間を考えても多少問題があるのは仕方が無いですし、僕的にはシリーズ最後を飾るのに相応しい出来であると思っています。
ただ、やはりこれはシリーズを遊び尽くした人の為のゲームを言えるでしょう。新規に遊ばれる人には無理がありますし、これから遊ばれる方には最低でも3から遊ばれる事をオススメ致します。それ以前からだともっと良し。やはりシリーズ最後ですから、前3作を遊んでる人とそうで無い人とでは感情移入に差が出ると思います。
DC、もしくはそれ以前のセガソフトを語る上で、このサクラシリーズはまず外せないものである事は言うまでもありません。常に革新的なゲームシステムに素晴らしい世界観、魅力的なキャラクターを輩出し続けたこのシリーズは、そのクオリティの高さと共に色々な意味でこの僕を魅了し続けました。もうこれはここまで行くと、単なるセガソフトとは言えない、セガの狂気とも言えるでしょう。それだけこのシリーズの出来や力の入れ方は半端ではありません。
特に3になると、セガと言う企業の体力そのものが尽きかけていたにも関わらず、ここまでやるか!と言える位の凄まじい出来だったんです。
僕、TAKAが人にゲームを勧める場合、例え自分が凄く良い!コレ!と思っても、万人向けでは無いと思ったら絶対に人には勧めないと言う一種の拘りがあります。
前に友人に「自分が好きやから良い様に思うだけやろ」とか言われた事があるんですが、僕が単純に好きだと言うだけならば、ここまでこのゲームは支持されなかったと思うんです。出来がよくて売れたから続編が出来る。それは当然の話だし、続編が出る度にこのサクラシリーズの場合は魅力が増していったのは、本来リリースされる度に新鮮味が無くなっていく続編モノのゲームの中では異色とも言えるんです。
そう言う意味では、この”サクラ大戦4”は万人向けとは言えませんが、このゲームをプレイする為に前作から遊ぶ価値は十分にあります。
そんなワケで、サクラ4、と言うよりサクラシリーズは今だにDCを愛してやまないセガファン、ゲームファンに、特にオススメ致します。
と言うか、DC持っててサクラ遊ばないのは犯罪です!!(爆)
それと、最後に、今作を最後に声優を引退された神崎すみれ役の富沢美智恵さんへ。
長い間、お疲れ様でした。(TAKA)
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